SSブログ

裁判員制度に関して雑感

裁判員制度の趣旨はなんなのでしょうか。
刑事裁判の判断に市民の意見を反映させること、でしょうか。
そうだとして、どうなればその趣旨が達成されたことになるのでしょう。
とても難しい問題です。

一般市民が裁判に参加する難しさが取り上げられるのをメディアを通してみることはありますが、私は(上記のような)趣旨とそれが達成されるには、というところに着目したい。
それがないなら、誰かが誰かの死刑を判断できるか、とかを議論する前の前提がないことになるように思えます。


裁判員制度があってもなくても、
  • 事実はどうなのか
  • 双方(検察官、被告人)の主張の正しさ
    AならばB、ということなら、BでなければAでない,となりますが、BならばAではないし、AでないならBでない、ということもない。
    対偶とか、逆、裏とか。

はしっかり見るべき。
(これまた、どう見たらしっかり見たことになるの? という話もあるかな)

考え方、判断の仕方として、結果無価値論、行為無価値論とか。
ここら辺は、司法試験 論文式の刑法の過去問を見ることは裁判員制度の裁判員に選ばれた人にも決して悪いことじゃないと思う。(絶対いい、とはいえないかもしれないけど)


という話をしつつ、この映画はエンターテインメントとして、娯楽として楽しみたい。
(裁判員制度がどうとかとは頭を切り換えて)

12人の優しい日本人

12人の優しい日本人

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。